救助すべきか

ラン「艦長、救援信号です」
艦長「どこの船だ?」
ラン「艦長がよくご存知の船ですよ。元の世界の・・・」
艦長「ふーん・・・」
ラン「どうします?」
「我、敵と交戦中なり。貴艦を救助する力なしと見る。貴艦の奮戦に期待する。」
艦長「と答えておけ」
ラン「救助する力は残っていますが、助けないでよいのですか」
艦長「そのほうが我々のためだし、感謝されるだろうよ」
???
ラン「あの船の艦長は、第零遊撃部隊の隊長の同期であなたの先輩じゃないですか?士官学校ではいろいろお世話になったと聞いていますが。」
艦長「・・・」
ラン「さらに隊長の親友で士官学校の首席、部下に愛され非常に優秀、将来を目され10年後には司令長官、海軍大臣といわれている人ですが。」
艦長「だからだ」
ラン「・・・なるほど。神の加護があるようにと追加しておきますね」

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